観光
旅先としてのイメージがあまりない
ジンバブエ・ボツワナですが、
その分観光客も少なくのんびりと観光ができます。
特にボツワナでは、一度もアジア人を見かけませんでした。
ジンバブエ




ヴィクトリアフォールズ
世界三大瀑布の一つでもある
ヴィクトリアフォールズ。
街の中心部からほど近く、
宿泊先から20分ほどかけて歩いて行きました。
滝が見えないうちから、
ごおおっという音が響いてきたり、
水しぶきでカメラをしまわなければならなかったりと、
迫力満点でした。
滝は一箇所だけではなく、
見る場所によって印象が大きく変わります。
感動して2周したのですが、
1周目の時はなかった虹が滝にかかっていて、
とてもラッキーでした。
ザンベジ川サンセットクルーズ
ヴィクトリアフォールズの水源であるザンベジ川は、
サンセットクルーズが有名です。
宿泊先のツアーデスクで申し込みをし、
日暮れ前から船に乗り込みます。
食事をしたり、
水辺に集まる動物たちをみたりしていると、
あっという間に夕暮れの時間に。
船のエンジンを止め、
日が沈むのを静かに眺めていました。
夕日は沈み始めてからが早く、
少しぼんやりしている間にガラッと景色が変わります。
ヴィクトリアフォールズに行ったら、
滝だけではなくクルージングもオススメです。








クロコダイルパーク
ヴィクトリアフォールズの街の中心から
少し離れたところにあります。
私はツアーデスクでタクシーを呼んでもらい、
車で行きました。
あまり有名な観光地ではないのか、
人がほとんどおらずこじんまりしていました。
園内はガイドの方が案内してくださり、
ワニの紹介をしたり、
子ワニを抱かせてくれたりしました。
ワニだけではなく
ライオンやヘビもいて、
想像以上に楽しめました。
ボツワナ




チョベ国立公園
北部のカサネという街を拠点に、
ゲームドライブで2回、ボートサファリで1回
チョベ国立公園へ行きました。
宿泊先のオーナーさんに
チョベに行きたいと伝えると、
ツアーを手配してくださいました。
ほぼ毎日サファリができるようで、
翌日の早朝からゲームドライブに参加できました。
ゲームドライブもボートサファリも
一回3時間ほどで、
料金も3500円ほどと参加しやすいです。
どんな動物に会えるかは運ですが、
探している時間も意外に楽しいものです。
オカヴァンゴデルタ
マウンという街には、
世界最大級の湿地帯である
オカヴァンゴデルタがあります。
Okavango River Lodgeというキャンプサイトに宿泊し、
フロントでモコロトリップを申し込みました。
モコロとは小さなボートのことで、
長い棒で地面を押しながら進みます。
私はひとり旅だったので、
ボートを漕いでくれるガイドさんと
2人でオカヴァンゴデルタを巡りました。
途中でボートを降りて
ウォーキングサファリもできます。
水音と鳥の声に癒された1日でした。








モコロディ自然保護区
首都ハボロネから車で20分ほどの場所で
ゲームドライブが楽しめます。
休日の朝一番の回に参加したのですが、
なんと私以外の参加者が0人。
2人以上での催行なので、
2人分の料金を払って貸切サファリを楽しみました。
もともと1人1500円ほどで
2時間のゲームドライブができる
とてもリーズナブルな場所です。
チーターが保護されているので確実に会えますが、
他の動物はやはり運次第。
私的には、他の場所で会えなかった
ダチョウがいたことがいちばん嬉しかったです。
街の様子
街の雰囲気は場所によりそれぞれですが、
今回立ち寄った街でいえば、
首都ハボロネとフランシスタウンは
とても都会的だなと感じました。
ボツワナは比較的治安もよく、
日中は危険を感じることなく外出できました。
アジア人、特に若い女性の一人旅は珍しいのか、
結構見られたり、
話しかけられたりすることは多くありましたが、
基本的に優しい人ばかりでした。
しかし、トラブルに巻き込まれないためにも、
暗くなってからの外出は避けた方が賢明です。




移動手段

Botswana/Francistown
ジンバブエはヴィクトリアフォールズの街にしかいませんでしたが、
ボツワナは多くの街へ立ち寄りました。
ボツワナでの移動には、バスを使いました。
日本で事前に調べた段階では、バスの路線が数多くあることはわかっても、
時刻表や所要時間がわからなかったので、
宿泊先の方に教えてもらっていました。
基本的に始発のバス停から乗っていたので、
発車時間がかなり正確で驚きました。
特にフランシスタウンーハボロネのバスは、
時間ぴったりにバスが動き出しました。
しかし、途中のバス停からだと時間のズレも大きく、
また満員で座れなかったり、乗れなかったりすることもありました。
例えばカサネからマウンへ行くときに、
ナタという街で乗り換える必要があったのですが、
どのバスも満席で乗ることができず、次のバスの時間を聞いても
「わからない」「太陽がてっぺんにきたら」など
あいまいな答えが多く、とてもあせった記憶があります。
結局2時間ほど待った3-4本目のバスに、
「どうしても夕方までには着きたい!」と伝えたところ、
荷物を寄せてもらって乗ることができました。
このようにバスは時間が読めないところもあるので、
余裕を持って計画を立てることをおすすめします。
ちなみに、観光客は基本車をレンタルして旅をしているようで、
バスを利用しているのは地元の人ばかりでした。
バスで観光客に会うことがなく心細い思いもしましたが、
ローカルな雰囲気を感じられますし、
優しい方ばかりで、私が降りるバス停に着くとみんなで教えてくれました。
ボツワナのバスやタクシーはナンバープレートの色が違い、
青地に白文字なのが登録された車両です。
バスの場合はフロントに行き先や路線名が書いてあるので、
確認してから乗るようにしていました。
バスの料金は距離で決められていて、
発車してしばらくするとバスのスタッフが料金を回収しにきます。
その時に行き先を伝えれば、料金を教えてくれます。
支払い後はレシートをくれ、バス会社の方でも控えを取ってあるので、
ぼったくりの心配もありません。

途中でバス停にとまるたびに、飲み物や軽食を販売する人がいて、
バスの中にまできてセールスする人もいたので、
移動時間も飽きませんでした。
飲み物は冷やされていて、アイスを売っている人もいたので、
暑い車内もいくらか緩和されました。
もう一つおもしろく感じたのは、検問です。
街と街の間に1回はあるのですが、
身分証のチェックや持ち物検査、靴の裏の消毒など
場所ごとに検問の内容が違ったので、
どういう基準なんだろう・・・?と不思議に思いました。
街と街の間はバス移動でしたが、
街中の移動にはタクシーを利用しました。
主にバス停と宿泊先の往復です。
タクシーにはメーターがついておらず、
料金は乗る前にドライバーに確認します。
私は相場がわからなかったので
、宿泊先の方に大体の料金を聞くようにしていました。
宿泊先からバス停までは、フロントに頼んでタクシーを呼んでもらっていたので、
安心して利用できました。
バス停から宿泊先までは、付近で客待ちをしているタクシーを利用しました。
大きな街のバスターミナルではタクシー乗り場も同じところにあるので、
タクシーが拾えないかもという心配はありません。
安心度についても、私の場合はトラブルなく利用できました。
バスを降りてすぐ「タクシー?」と声をかけられ、
ナンバープレートの色を確認した上でそのまま利用することが多かったのですが、
提示された料金も宿泊先から聞いていたのとほぼ同額で、
スーパーに寄りたいというと、送って待っていてくれたりしました。
いいドライバーに巡り合うことができて
よかったなあと思っています。